コミュ障に向いてる？自動車整備士の魅力とは？
皆さん、自動車整備士という仕事はご存知でしょうか？自動車整備士とは、自動車の安全を守るのが仕事です。自動車に何らかの不備があって、人命を奪うことになってしまったら…取り返しがつかないですよね。自動車整備士には大きな責任が求められます。
どういう仕事なのか気になりませんか？そこで、自動車整備士の仕事内容について紹介したいと思います。
自動車整備士は責任の重い仕事。
自動車整備士ってどんな仕事？
自動車整備士の仕事は、点検整備、緊急整備、分解整備の３つに分けることができます。
①点検整備
自動車は走行距離によって、次第に劣化していきます。目に見えない部分が劣化している、なんてことはざらにあります。
そこで、自動車の所有者が安全に運転できるよう、整備士は点検を行います。いわゆる車検がこれに当たります。点検をして、劣化している部分を新しい部品に取り換えるのですね。
点検の項目は様々です。項目には、オイルの状態、ハンドルの操作、サスペンションやドライブシャフトの緩み、ブレーキの利き具合など多岐に渡ります。
②緊急整備
緊急的にトラブルに見舞われた自動車の整備を行います。運転中に車が突然動かなくなった、事故に見舞わられ車体が破損してしまったなど、自動車の急なトラブルに対応します。
このような急なトラブルは、点検業務で点検が甘かったことに起因します。
③分解整備
エンジンやミッションなど、自動車の中でも重要な部分を分解して修理する仕事です。高度な技術が必要となるため、国から指定を受けた工場でのみ、作業を行えます。
自動車整備士のメリットは？
自動車の知識が増えるというところがメリットの一つです。どのメーカーの強みや弱みなど、自動車の点検方法など。自分の自動車も点検できてしまうというのは、いいですよね。
自動車の維持費が安く済むというところもメリットの一つですね。従業員割引で自動車の部品が安く手に入ったり、車検も安く済みます。
また、需要のある仕事であるというところもメリットの一つです。自動車を持っていない家庭はないというくらい、現代社会では、自動車は生活になくてはならないものになりました。自動車整備士は、今後も必要とされる仕事であり続けるでしょう。
自動車整備士のデメリットは？
自動車整備士のデメリットの一つは、責任が大きいというところです。自動車は事故一つで、人命を奪うことがあります。事故の理由が自動車整備士の点検不足だった、なんてことは許されません。自動車整備士には大きな責任が求められるのです。
体力的にきついというところもデメリットの一つですね。自動車という重い機械を扱う上に、冬でも夏でも外で仕事をしなければなりません。
また、汚れが匂いがなかなか落ちないということも挙げられます。作業着や手が真っ黒になるうえに、オイルなどの匂いがなかなか落ちません。
コミュ障に自動車整備士は向いているか？
自動車整備士のことについて理解しいて頂けたでしょうか？次に、コミュ障に自動車整備士は向いているか、就職難易度と給料、必要なコミュ力の３点から考察したいと思います。
自動車整備士の就職難易度は？
（難易度：難しい★★★★☆）
自動車整備士になるのは難しいです。自動車整備士になるのに、自動車整備士技能検定という資格を取る必要があります。
自動車整備士技能検定には、特殊整備士、三級、二級、一級の４つの資格があります。このうち自動車整備士になるのには、専門学校に入り、授業を受けながら二級の資格を取るか、実務経験を積んで三級か二級の資格を取る必要があります。
自動車整備士の給料は？
（給料：普通★★★☆☆）
自動車整備士の給料は、時給換算で時給1000円～1200円、月給換算で月給29万円、年収換算で年収420万円が相場です。
国家資格が必要な仕事ですので、給料は安くはないです。
自動車整備士に必要なコミュ力は？
（コミュ力：必要★★★★☆）
自動車整備士は自動車を整備するだけなので、一見コミュ力が必要ないと思われがちですが、そんなことはありません。
自動車のどういうところに不安を抱えているか、実際に工場に来て担当者の方と話をしたい！というお客さんもいらっしゃいます。
その際には、お客さんの話を聞き、どういう点検をする必要があるか説明する必要があります。
自動車整備士にコミュ力は必要なのです。
自動車整備士はコミュ障にできる？
（おすすめ度：あまりおすすめしない★★☆☆☆）
自動車整備士はコミュ障にはおすすめしません。まず、自動車整備士になることが難しいです。自動車整備士技能検定という資格が必要です。
また、自動車整備士はコミュ力が必要です。工場に来られるお客さんの話を聞き、話の内容に応じて適切なアドバイスをする必要があります。
さらに、給料も時給換算で1000円～1200円と、安くもないですが高くありません。
もっと、自分に合った仕事をしましょう！
自動車整備士はコミュ障に向いてないよ。
