コミュ障の正確な意味とは?コミュ障には2種類ある
コミュ障には、2種類のコミュ障がいるっていうこと、皆さん知っていますか?コミュ障と言えば、人と話すのが苦手で友達を作るのが苦手な人、っていうイメージの方が強いでしょうか?
実は、コミュ障にはダウナー系コミュ障とアッパー系コミュ障の2種類があります。
このうち、人と話すのが苦手で友達を作るのが苦手というのは、ダウナー系コミュ障の特徴になります。
では、アッパー系コミュ障というのはどんな特徴がある人のことを言うのでしょうか?ダウナー系コミュ障とアッパー系コミュ障の違いを説明したいと思います。
コミュ障には2種類あるんです
ダウナー系コミュ障の特徴
ダウナー系コミュ障の本質は、他人本位であるということです。物事を自分中心に考えるのではなく、相手中心に考えています。ダウナー系コミュ障は、思いやりがあって優しいのと同時に、あまり自分に自信がなく消極的なのです。
●空気を読み過ぎる
ダウナー系コミュ障は場の空気を読み過ぎてしまいます。例えば、何人か集まって話す時。みんなが話している話題に合わせたり、みんなの話のスピードを合わせる必要がありますよね。話している内容に合わせつつ、少しずつ話の輪の中に入っていかなければなりません。
しかし、ダウナー系コミュ障の場合、場の空気を読み過ぎてしまい、話の輪の中に入っていくことができません。こんなこと今言うタイミングじゃないよな…。とか、こんなこと言って相手に嫌われてしまったらどうしよう…。と深く考えてしまうのです。
そして、空気を読み過ぎてしまい、まったく話していないのに疲れてしまうことも、しばしばあります。
●コミュ障の自覚が強い
自分がコミュ障であるという自覚が強いのも、ダウナー系コミュ障の特徴です。ダウナー系コミュ障は、コミュ障である原因は全て自分にある、と考えています。
自分がコミュ障だから、上手く話せなかった…、自分がコミュ障だから、何も話せなかった…と自分を責める傾向にあるのですね。
その結果、自分はコミュ障だ。という自覚が強くなるのです。
●人と話す時に緊張する
ダウナー系コミュ障は、人と話す時に緊張してしまうというのも大きな特徴の一つです。こんなこと言って大丈夫だろうか…。気に障ることは言わないように気を付けないと…。と常に相手の立場になって考えながら話しています。
常に相手に気を遣っていますので、どうしても緊張してしまいます。
●孤独に強く人混みが嫌い
孤独に強く人混みが嫌いというのも、ダウナー系コミュ障の特徴の一つです。ダウナー系コミュ障は一人でいることを好みます。
人と話していると、気を遣い過ぎてしまうので疲れてしまう…。それよりは、一人でいるほうが気を遣わなくていいし気楽。という発想に至るのですね。
そして、一人でいる時間が長くなり、次第に孤独にも強くなっていくのです。
アッパー系コミュ障の特徴
アッパー系コミュ障の本質は、自分本位であるということです。相手の立場になって考えることが苦手で、自分中心に物事を考えてしまいます。自信過剰とも言えるくらい、自分に自信があるのです。ダウナー系コミュ障とは真逆の関係にあるのですね。
●空気が読めない
アッパー系コミュ障の特徴の一つですね。自分中心的に考えてしまっているので、場の空気が分からないのです。
言い方は悪いですが、全て自分が正しいと考えているので、その場に自分がいるおかげで、会話が成り立っていると考えがちです。
●コミュ障の自覚がない
ダウナー系コミュ障と違い、自分にコミュ障の自覚がありません。アッパー系コミュ障の人はむしろ、自分にはコミュ力がある。と思い込んでいるのが特徴です。
確かに、周りから見ても一見コミュ障だとは思えません。でも、話をするうちに、なんだかこの人変わっているな。場の空気読めないな。と思われることが多いです。
●誰とでも話すことができる
アッパー系コミュ障は、誰とでも話せるというのも特徴の一つです。気軽に人と話すことができます。例えば、学校のクラス替えがあって周りに知り合いが誰もいない…という状況になった時。
アッパー系コミュ障は誰も分け隔てることなく、誰とでも仲良くなることができます。
●孤独に弱く人混みを好む
アッパー系コミュ障は、人と接することが大好きです。友達が多いほうが幸せ。一人でいると寂しい。と思っている人が多いです。
ですので、アッパー系コミュ障は人混みを好みます。とにかく人混みの中にいて、人と話したいのですね。
当然、家で一人でいることよりも、外に出かけて誰かと過ごす時間の方が多くなります。そのぶん、孤独に弱くなってしまうのですね。
ダウナー系コミュ障とアッパー系コミュの違いまとめ
ダウナー系コミュ障とアッパー系コミュ障の違い、分かって頂けたでしょうか?
ダウナー系コミュ障は、コミュ障の自覚が強く孤独を好みます。また、人と話す機会があっても人と話すことが苦手で、場の空気を読み過ぎてしまいます。
逆に、アッパー系コミュ障は、コミュ障の自覚がなく大勢でいることを好みます。人と話すことが好きで得意ですが、場の空気が読めません。
コミュ障とは、人と接することが苦手ということ
ここまで、コミュ障にはダウナー系コミュ障とアッパー系コミュ障の2種類あるということを述べてきました。
一見、真逆の関係にありそうな両者ですが、共通点があります。それは、人と接することが苦手であるということ。
ダウナー系コミュ障にしろ、アッパー系コミュ障にしろ、その本質は人とコミュニケーションをとることが苦手なのです。
コミュ障の意味について、深く理解していただけたでしょうか?
人と接することが苦手っていうのがコミュ障の本質なんです