コミュ障に向いているポスティングの魅力とは?
ポスティングって、どんな仕事なのか知らない人も多いと思います。まずは、ポスティングのことについて理解しましょう!
ポスティングってどんな仕事?
各家庭のポストに、あらかじめ決められた広告やフリーペーパーを1枚ずつ投函していく仕事です。投函するチラシは、あらかじめ会社に取りに行くか、自宅に配送してもらうかで別れます。
外が暗い時(早朝や深夜)は、安全面を考えて禁止されていることもあります。配布するエリアは自分が指定できる場合と、会社に指定される場合があります。
給料体系は1時間当たりの単価が決まっている時給制の場合と、1枚当たりの単価が決まっている出来高制の場合があります。
なお、時給制の場合は会社に出勤する必要があるため、時間の拘束は免れません。
また、基本的に外で活動するので自分の体調管理が重要な仕事です。勤務時間は短めであったり、時給制の場合時給が安いといった特徴もあります。
ポスティングのメリットは?
ポスティングの一番のメリットはマイペースに仕事ができるということです。ポスティングは外が暗い時(早朝や深夜)を除くと、いつ仕事をしても問題ありません。自分で時間を管理でき、自分の時間を有意義に過ごすことができるのです。
他の仕事と掛け持ちすることも可能です。また、服装・髪型も自由なことが多いです。ポスティングは煩わしい人間関係がないので、ストレスがたまることも少ないでしょう。
ポスティングの移動にはバイクや自転車を使用します。自転車を利用した場合、運動不足の解消にもなります。配布しているうちに、そのエリアの地理に詳しくなるということもメリットの一つでしょう。
また、やった分だけ給料がもらえるというところもポスティングのメリットの一つでしす。基本的には自分の申告次第で配布エリアを増やしてもらうことができます。できるだけ頑張って稼ぎたい人には最適な仕事でしょう。
ポスティングのデメリットは?
チラシが大きい場合は、ポストに入るようにチラシを折らなければなりません。配布前に折る必要がありますが、その時間は無給です。
また、天候に左右される仕事であり、雨の日はポスティングができません。特に、梅雨時期は仕事できない日が続きません。
さらに、ポスティングは外で行う仕事であるため、真夏は熱中症対策、真冬は防寒対策がそれぞれ必要となります。
一方通行が多いエリアだと、移動手段としてバイクを利用すると、仕事効率が落ちてしまいます。かといって自転車か徒歩を利用すると、体力的にきつくなります。
また、チラシを投函した住民の方やアパート・マンションの管理人の方からクレームを受ける場合があります。
コミュ障にポスティングは向いているか?
ポスティングのことについて理解しいて頂けたでしょうか?次に、コミュ障にポスティングは向いているか、就職難易度と給料、必要なコミュ力の3点から考察したいと思います。
ポスティングの就職難易度は?
(難易度:超簡単★☆☆☆☆)
ポスティングの面接では、前職や志望動機など詳しいことについては聞かれません。ただし、ポスティングをやったことがあるかどうかは聞かれるかもしれません。
ポスティングで求められる能力は「真面目であるかどうか」です。その点、対人関係に問題のあるコミュ障でも、真面目そうであれば面接に受かりやすいでしょう。
また、ポスティングはチラシをポストに投函していくという簡単な仕事なので、資格は特に必要ありません。ポスティング未経験の初心者の方でも簡単に取り組むことができるでしょう。
しかし、ポスティングは広範囲のエリアを任されることもあります。その場合、移動手段としてバイクまたは原付を利用するので、運転免許は必要となるでしょう。
ポスティングの給料は?
(給料:かなり少ない★☆☆☆☆)
ポスティングは時給制の場合と出来高制の場合があります。時給制の場合は850円~950円の場合がほとんどです。出来高制の場合、チラシ1枚当たり2~4円が相場です。この場合、チラシの大きさ・重さ・形によって単価が異なってきます。1時間に250枚投函できたとして、時給換算500円~1000円が相場です。
ポスティングに必要なコミュ力は?
(コミュ力:必要ない★★☆☆☆)
ポスティングにはコミュ力はほとんど必要ありません。ただし、昼間にチラシを投函していた場合、偶然住民の方と鉢合わせて「何をやっているの?」と声を掛けられるということは起こりえるでしょう。
ポスティングはコミュ障にできる?
(おすすめ度:少しおすすめ★★★★☆)
ポスティングは資格も特に必要ない誰にでもできる仕事です。コミュ障でも就職することは容易でしょう。
また、コミュニケーション能力はほとんど必要ありませんので、ポスティングはコミュ障に向いている仕事だと言えるでしょう。
ただし、体力仕事であるということと、他の仕事に比べて給料が安いということは懸案事項ですね…。